群馬県太田市綿打行政センターで、同市の藪塚本町南幼稚園の園児11人によるお茶のお点前体験会が開かれ、初めてたてた茶を保護者に振る舞った。講師は裏千家の池浜宗君さんが務め、昨年5月からふくさのさばき方や茶せんの使い方など基本的な作法を教えている。園児らは緊張した面持ちで茶せんで抹茶をかき混ぜ、正座し直して保護者の前に差し出した。
家では「心を整えて入れるんだよ」と話していたという坂田悠君(6)の茶を初めて飲んだ母親は、笑顔で「おいしかった」と話した。石橋有紀江園長は「茶道の精神を体得するきっかけになってくれればと思います」と、狙いを語っていた。(粕川康弘)
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