2024年02月01日 17:33更新
長年、親しまれた上越市高田本町商店街のお茶店「正香園」は入居するビルが能登半島地震の被害を受け、来月閉店することになりました。買い物客からは閉店を惜しむ声が上がっています。
閉店するのは上越市本町5丁目にあるお茶の正香園上越店です。先月1日(月)の能登半島地震で、正香園が入居する富選ビルは、外壁が落ちるなどの被害を受けました。応急処置をしたものの、ビルは築50年以上と老朽化が進んでいて、今後このビルで営業を続けていくことは難しいと判断し閉店を決めました。
松木成徹 代表取締役
「こういう形になると思っていなかったのでさみしい気持ちが大きい。長い間かわいがってもらっていたので、規模縮小しても継続できればと思ったが、建物の状況を見るとその決断もできない」
正香園上越店は、平成元年にオープンし34年間本町商店街に訪れる人達に親しまれてきました。松木成徹代表取締役によりますと、親子3世代で訪れる常連客もいるということです。1日(木)は閉店を知り買い物に来た人の姿もありました。
買い物客
「コーヒーがとてもおいしい。お茶菓子とかも買う。気楽に立ち寄れる店。お世話になったので残念」
正香園は本社がある糸魚川市の工場でお茶を製造しています。工場は地震の被害を受けておらず、今後もお茶の製造を続けていくということです。また、プリンなどを販売している上越妙高駅西口と上越市春日新田にある「雪の香テラス」も営業を続けます。お茶はこちらでも買うことができます。
上越店では1日(木)から来月3日(日)の閉店まで、急須など茶道具のほかお茶やお菓子などの割引セールが行われます。
松木 成徹 代表取締役
「『雪の香テラス』でもお茶を拡充してニーズにこたえたい。(閉店まで)従業員も変わらずいる。最後にごあいさつの時間をもらえたら」
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