サステナブルな革製品ブランド「genten(ゲンテン)」と、お茶飲料で有名な「伊藤園」がコラボしたレザーアイテムが販売された。
副産物の皮と茶殻でできたアイテム
近年、ペットボトルでのお茶飲料の消費拡大が進み、伊藤園は2020年に、5万4800トンの「茶殻」(お茶を出した後の茶葉)を排出した。
だが、伊藤園は茶殻を紙や樹脂、建材などにアップサイクルする取り組みを2000年から開始しており、その一つとして、今回のgentenとの取り組みが行われた。
gentenが食肉や牛乳を提供した牛や豚から副産物的に得た「皮」を、伊藤園が排出した「茶殻」を活用して、鞣したり染めたりして、今回登場した9アイテムが生まれたというわけだ。
全てのアイテムが、「副産物×副産物」からうまれたエシカルなものとなっている。
カテキンが抗菌防臭・消臭効果を発揮
左から順に、靴ベラ付きキーホルダー 9350円(税込み)、小銭入れ 8800円(税込み)、二つ折り財布 1万7600円(税込み)
良質できめ細やかな肌目を持つ生後2年以上の雄牛の革を、茶殻の成分を使ったタンニン剤でなめして作られたのが、この小物類だ。
カテキンが含まれる茶殻の成分を使用したことで、抗菌防臭・消臭効果があるのが特徴。
あえてコーティングをしていないため、皮の風合いを存分に楽しむことができる。
ミニマムなつくりの財布や、上質な靴ベラはギフトにしても良さそうだ。
巾着 は 「緑茶」と「ほうじ茶」のカラーがかわいい
巾着・大 1万7600円(税込み)、中 1万3200円(税込み)、小 9900円(税込み)
シンプルでありながら使い勝手が良さそうな巾着も可愛らしい。
こちらはピッグスエードを利用し、牛革とは一味違った、柔らかい手触りを愉しむことができるという。
茶殻染色剤でなめしているため、牛革と同じく抗菌防臭・消臭効果があるのも嬉しい。
大きさは大・中・小の3種類展開。
小・中は、ちょっとした小物を入れるバッグインバッグとして活用できそうだ。
大きなものはマチがついていて容量も大きく、近所へのお出かけのお供にもピッタリだろう。
からの記事と詳細 ( 伊藤園とレザーブランドの手で「副産物×副産物」のバッグが誕生。お茶のカーキがいい色味 - Business Insider Japan )
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