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Tuesday, June 20, 2023

お茶の葉いっぱい摘めた 日本茶発祥の地で体験 東脊振小年生が挑戦 - 佐賀新聞

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 吉野ヶ里(よしのがり)町の東脊振(ひがしせふり)小3年生41人が16日、町内の茶畑で茶摘(つ)みの体験をしました。児童たちは、日本茶発祥(はっしょう)の地として知られる脊振山(せふりさん)や茶の栽培(さいばい)方法などについて学びました。

袋に入れた葉を見せる児童=吉野ヶ里町松隈

 臨済宗(りんざいしゅう)の開祖(かいそ)・栄西が約830年前、茶を中国から持ち帰って育てたとされています。地元の日本茶アドバイザーの多良(たら)正裕(まさひろ)さん(72)が、葉の先端(せんたん)にある芯(しん)芽と、その下の3枚(まい)の葉を摘む「一芯三葉」のやり方を教え、児童たちは一つずつ丁寧(ていねい)に摘みました。そのまま葉を食べると、「苦い」と顔をしかめる子もいました。

摘んだ葉を見せる児童=吉野ヶ里町松隈

 児童たちは、収穫(しゅうかく)後に窯(かま)でいられた茶葉を「おいしくなれ」と言いながら、体を大きく使って優(やさ)しくこねました。

葉をもんだり、茶の香りを嗅いだりする児童=吉野ヶ里町松隈

 体験を終えて、相良莉杏(さがらりあ)さんは「茶の葉を袋(ふくろ)いっぱいに集めることができた。また茶摘みの体験をしてみたい」と声を弾(はず)ませました。副島翔(そえじまつばさ)君は「葉が最初は熱かったけど、優しくこねることができた」と笑顔(えがお)を見せました。

 児童たちは7月、多良さんから、おいしいお茶の入れ方を学び、10月には、栄西が日本で最初に茶の種をまいたとされる「霊仙寺(りょうせんじ)」を見学します。(樋口絢乃)

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