お茶の栽培が盛んな茨城県城里町で、水戸藩の藩主・徳川光圀が名付けたとされるお茶、「初音」の収穫が行われました。
「初音」は、水戸藩の2代藩主だった徳川光圀が城里町の寺の境内にあったお茶の木から摘まれたお茶を気に入り、名前を付けたとされています。
このお茶の木は今も残っていて、生産者たちの組合では10年ほど前から挿し木をして苗木を増やし、「初音」の生産拡大に取り組んできました。
9日は国の登録有形文化財に指定されている「島家住宅」の敷地に6年前に植えられた「初音」の収穫作業が行われ、お茶の生産者などおよそ20人が手作業で丁寧に新芽を摘んでいました。
組合によりますと、挿し木した「初音」の木はまだ小さいためまとまった量を収穫できず、販売できるようになるまではあと数年かかるということです。
古内茶生産組合の大坪薫組合長は「町の活性化の起爆剤にしたいという思いで育てている。みんなで育て方を研究しながらじっくり育てていき、ゆくゆくは特産品の一つとして名を広めていきたい」と話していました。
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