ワークショップは、県のアーカスプロジェクトの一つで、東京芸術大学長に就任した日比野さんが、1999年から守谷市を拠点に県内各地で開催しているシリーズの一環。
初開催となる大子町で、当日参加者に知らされたワークショップのテーマは、「お茶」でアート作り。親子約30人が参加した午前の部では、日比野さんが小学生らに「お茶は何からできているか」と質問。お茶の葉を手間暇かけて加工し、出来上がることを知ると、同公園の菊池富雄理事長から急須を使ったおいしいお茶の入れ方を教わった。
そして、茶摘みを体験した後、奥久慈茶を飲むために持参した茶わんに、模様をつけるためマスキングテープでデザインする作業に取りかかった。次に屋外に出て、茶会を開くための掛け軸となる絵画に取り組み、思い思いの発想のままに創作に励んだ。
カラフルなお茶わんや茶摘みの様子を鮮やかに絵に描いた岡野龍希君(9)は、母親と妹と参加し、「いろんな色の葉っぱでお茶わんを作りたかった」と喜んだ。
日比野さんは「場所が持っている力や四季折々の情景を毎回テーマにしている。大子町はまちづくり、人づくりにアートを生かそうと理解が深い」と話した。
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