Pages

Thursday, September 3, 2020

老舗コーヒーブランド、「水出しコーヒー」で D2C に挑戦:「卸売の経験を、今度は自分たちのために」(DIGIDAY[日本版]) - Yahoo!ニュース

この数カ月、リモートワーカーの急増を背景に、自宅でコーヒーを淹れる習慣が爆発的に広がっている。このシフトにもっともすばやく対応できたのは、顧客に直接つながるラインをすでに持っているコーヒーブランドにほかならない。 創業44年のコーヒーブランドがD2C事業の強化を試みている。アメリカズベストビバレッジ(America’s Best Beverage)は1970年代半ばにスペシャルティコーヒーの焙煎をはじめ、合わせて紅茶も販売してきた老舗だが、この8月に同社初となるコールドブリュー(水出し)コーヒーのD2Cブランド「クラウドバーストコーヒー(Cloudburst Coffee)」を立ち上げた。今回、老舗ブランドが消費者と直接向き合う商品流通に参入したことで、ほかの大手コーヒーブランドも直販チャネルの強化に乗り出すかもしれない。 統計データプラットフォームのスタティスタ(Statista)によると、水出しコーヒーを求める消費者のニーズは近年増加傾向にあり、2025年の市場規模は2017年の1億6600万ドル(約175億円)から大幅に増えて9億4416万ドル(約999億円)に達する見込みだ。一方、市場調査会社のニールセン(Nielsen)の推定では、新型コロナウイルス感染症が流行しはじめてから最初の4週間で、各種の小売チャネルを通じた袋詰めコーヒーの売上が24.9%増加した。 アメリカズベストビバレッジのホビック・アザカニアン最高経営責任者(CEO)が米DIGIDAYの兄弟サイト、モダンリテール(Modern Retail)に語ったところによると、クラウドバーストは昨年12月から温められてきたコンセプトだが、現下の情勢を考慮して、立ち上げの予定を今夏に繰り上げたという。これまで、同社は製品の販売をもっぱら卸売に依存してきた。 「私たちは数多くのブランドの立ち上げを支援し、製品を供給してきた。今度は同じことを自分たちのためにやるべきだと考えた」と、アザカニアン氏は語る。長年の経験から家庭用の水出しコーヒーがブレイクする頃合いだと判断したという。守秘義務があるため具体的なブランド名は明かせないとしながらも、「国内でもっとも大きな水出しコーヒーのブランドのうち、3つを手がけた」と打ち明ける。「そこで収集したデータをもとに、私たち自身のブランド戦略を練った」。

Let's block ads! (Why?)



"コーヒー" - Google ニュース
September 03, 2020 at 09:51AM
https://ift.tt/3lIFByx

老舗コーヒーブランド、「水出しコーヒー」で D2C に挑戦:「卸売の経験を、今度は自分たちのために」(DIGIDAY[日本版]) - Yahoo!ニュース
"コーヒー" - Google ニュース
https://ift.tt/3bCWVjg
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment