全国の緊急事態宣言が解除されました。
皆さん、外出自粛や在宅勤務により生活のリズムが変わったことで何か習慣に変化はありましたか?
わたしの場合はコーヒー摂取。これまでは週末だけコーヒーだったのですが、コーヒー党の夫が自宅にいるため、緑茶党のわたしも毎日コーヒーを飲むようになってしまいました。
カフェイン中毒で緊急搬送された大学生の例
わたしの摂取量は1日1〜2杯なので量はたいしたことがない(と思っている)のですが、毎朝コーヒーを飲まないとエネルギー不足を感じるようになってしまいました。
夫が職場復帰したらやばいなと思っているところに目についたのが、この動画なんです。
バーナード医師が彼自身または同僚が担当した症例を紹介しています。
この動画で取り上げられた患者は、21歳の男性BBさん。
大学の試験勉強で一夜漬けを決意、コーヒーを常飲しているので、「寝ずに勉強するには多量のコーヒーを飲まなければ」と思い、結局飲んだ量はなんと3時間で2ガロン(約7.6リットル)!
その結果、BBさんが経験した症状は、
- 汗がものすごく出た
- 震えが起きた
- 心拍数が上がり、不整脈が生じた
- 右ふくらはぎが痛くなった
- 尿が茶色になった
- 意識が朦朧とした
そして意識不明になり倒れていたのを母親が見つけ、緊急搬送されました。
カフェインの過摂取でアドレナリンが多量に放出され、それが体中に連鎖反応を起こし熱中症や心臓発作や低カリウム症に。
筋肉が収縮して融解し横紋筋融解症を発し、その融解した筋肉のタンパク質が腎臓にたまって腎機能が低下し、尿の色が茶色に。
病院では心拍停止が6回あり蘇生処置が施されました。
損傷した腎臓には腹膜透析が行なわれ、他のさまざまな症状に対しても投薬が行なわれ、BBさんは回復することができました。
カフェインの適量は「1日400mgまで」
動画でバーナード医師は、カフェインレスではない普通のコーヒーなら1日4杯、カフェイン量にして400mgまでと述べています。
次の記事では1日に3〜5杯、カフェイン量としてはやはり400mgまでが適量とされています。
コーヒー以外にもカフェインを含んでいる食品やドリンクがあるので、それらの含有量をチェックするにはこちらの記事が便利です。
さて、上の記事にあるコーヒーのリストの上から7つの平均を出してみると、コーヒーの量が13.4オンス(約396ml)で、カフェイン量は213mgとなりました。
この数字を使って2ガロン(約7600ml)のコーヒーに含まれるおおよそのカフェイン量を計算してみます。
(7600÷396)x 213=4087.87mg、つまりカフェイン量は1日の適量とされる400mgの10倍以上に!
BBさんはしかもそれを3時間という短時間で摂取し、カフェイン中毒に陥ったわけです。
アメリカでは、アルコール、ニコチン、カフェインは合法ドラッグだと言われています。
ですから、アルコール同様に適量を守ることが大事なんですね。
わたしはもともとそんなに摂取はしていないのですが、カフェインの影響を受けやすいので、そろそろコーヒーから緑茶に戻ってカフェイン摂取量を減らそうと思いました。
この話のオチはBBさんが一夜漬けしようとした試験は化学で、しかも医学部を目指していたとか。
化学の単位が無事取れたかどうかは不明ですが、この経験で多くの学びがあったことは想像に難くありません。
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Image: jack_photo/Shutterstock.com
Source: YouTube
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