ことし収穫された長崎県産の新茶の品質を競う審査会が東彼杵町で行われました。
新茶の審査会は県の茶業振興協議会が主催していて、3日はお茶どころの東彼杵町を中心に波佐見町や佐世保市など県内の生産者から新茶104点が出品されました。
審査はお茶の製法別に行われ、このうち葉を蒸したあとに乾燥させたさわやかな香りとコクが特長の「蒸し製玉緑茶」の部門には26点が並びました。
審査員は皿に盛られた茶葉の形や色つやを見比べたり、手に取って香りを確かめたりして、評価の高い順に皿を並べ替えていました。
県によりますと、ことしの県産茶は茶葉の収穫最盛期の4月下旬に雨が降り続いたことから収穫に遅れがあったものの、暖かい気温が続いたため生産量は増加しているということです。
3日の審査で、「蒸し製玉緑茶」の部門では、東彼杵町の福田新也さんのお茶が最高賞にあたる農林水産省農産局長賞を受賞しました。
また3日、出品された「蒸し製玉緑茶」26点は、ことし8月に静岡県で開かれる全国茶品評会に出品されることが決まっています。
審査員長を務めた県農林技術開発センター茶業研究室の池下一豊室長は「ことしの茶葉は非常にツヤがありそろっていていい品物だと思います。近年、県産茶は全国的にも名声が上がっているので、全国茶品評会も期待したい」と話していました。
からの記事と詳細 ( お茶どころの東彼杵町で県産新茶の品質を競う審査会|NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp )
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