静岡県内の抹茶・煎茶の計10流派が一堂に会する第29回駿府各流大茶会(県茶道連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)が10日、静岡市葵区の静岡伊勢丹で開幕した。15日までの期間中、各流派が日替わりで茶席を用意し来場者をもてなす。
開会式で静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長は「多くの人に茶道の伝統に触れてもらい、静岡の文化力向上につなげたい」とあいさつした。同連盟の青島宗智理事長は「春めく茶席の雰囲気とともに、大井川の伏流水で点てるお茶を味わってほしい」と呼びかけた。県スポーツ・文化観光部の横山雅機理事らのテープカットに続き、関係者や和服姿の参加者らが第1席を楽しんだ。
会場内に設けた「お点前体験席」では、初心者が気軽に茶に親しめるように、各流派が日替わりでつとめる講師が茶道具の使い方や作法を指導する。茶菓子には能登半島地震で被災した金沢市の和菓子店から取り寄せた商品を提供し、復興支援にも取り組む。
友人に誘われ、御殿場市から参加した江藤瑞穂さん(50)は「作法を知らなかったので勉強になった。自分で入れたお茶はおいしい」と笑顔を見せた。
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