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Friday, October 20, 2023

「富士のほうじ茶」をブランドに 市と栽培農家タッグ、新商品も続々:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

sagutgu.blogspot.com

 静岡特産のお茶をほうじ茶にすることでブランド化を目指す活動が静岡県富士市で広がっている。消費の減少や農家の高齢化で茶の栽培が減る中、さっぱりと香ばしく、国内での需要が増えていることに目をつけた若手栽培農家と市がタッグを組み、モデル商品を開発。お茶の新たな可能性を探っている。

 9月中旬、岐阜県瑞穂市朝日大学でマーケティングを学ぶ学生ら十数人が、富士市にあるJAの茶業研修センターを訪れていた。同市の若手茶農家が活動のために組んだ「お茶屋戦隊茶レンジャー」のほうじ茶部会メンバーが作った「富士のほうじ茶『凛(りん)茶』」(茶葉55グラム入り、ティーバッグ10個入りともに税込み1296円)の製造・販売を学ぶためだ。山田典彦会長らの実演や説明を聞きながら、焙煎(ばいせん)の際の温度の工夫や厳選した茶葉を使うことでさわやかな香りですっきりした飲み口の高級ほうじ茶が作られることを実感。終了後に意見交換も行った。

 翌日には市役所を訪れ、ブランド化への方策を提言。基礎代謝を上げることに注目したダイエット食品やリラックス効果に目をつけた入浴剤の開発、ほうじ茶専門喫茶店の開設など、若者目線による20項目以上の提案をした。同大学経営学部の中畑千弘教授は「地域に根ざし、現場で経済活動をしている事例は学生たちにとって非常にいい、生きた教材になる」と話す。

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