忙しく過ぎる毎日。そんな中にも自分だけのほっこりできる場所があるってすてきなことですね。多分、ここはそんな場所。西武新宿線の線路際にある無人カフェ「siesta」が楽しくて癒やされそうだと話題です。
東京都西東京市にある無人カフェ「siesta」について投稿したのは、『まどいのよそじ』『ルナナナ』などを連載中の漫画家の小坂俊史(@kosaka_s)さん。「西武新宿線の線路キワキワスペースに座ってお茶飲めるのちょっと面白すぎませんかね」とツイートしたところ、「こういうスペース増えてほしい」などと話題となりました。
「siesta」は、地域の人たちが買い物や散歩のついでにちょっと立ち寄ることができる場所を作りたい、という思いから生まれた、商店街の休憩所、セルフカフェスポットなのだそうです。
お店は一見、明るいイメージのシンプルでおしゃれなカフェ。でも、店員さんはいません。席でほっと一息つくことができるほか、無料のWi-Fiやモバイルバッテリーを利用できます。
店内には本格的なコーヒーマシンが置かれていて、スペシャルティコーヒー、ココア、カフェモカ、抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ、カフェラテ、カプチーノ、アイスコーヒー、ホットミルクなど、1杯350円で多彩なメニューの中から好きな飲み物を選べます。ドリンクを購入すれば、食べ物の持ち込みは可能とのこと。
また、レンタルスペースとして1時間3000円で利用することも可能なので、ワークショップやコワーキングスペース、ママ友との集まりなどにも活用できそうです。
そして、なんといってもすてきなのがテラス席。窓際の席も十分近そうですが、西武新宿線の線路脇にテラス席はあり、目の前を、至近距離で、西武新宿線の電車が行き来する様子を眺めながらお茶を飲めるんです! 視界のすべてが黄色になる瞬間、きっと興奮しちゃうだろうな。また、テラス席はペットの同伴も可能です(店内の席も時間帯によっては同伴可能)。
小坂さんの投稿に対してネット上では、「おお〜っ!魅惑的ですっ!」「家の近所です。娘が友達とよく利用してます」「お洒落なお店にはやはりお洒落な飲み物があるのですね」などの好意的な声が寄せられました。
編集部では「siesta」オーナーに、この場所にカフェを作ったきっかけなどについて聞きました。
――siestaはいつごろオープンしたのでしょうか?
オーナー:2022年10月1日です
――どうしてこの場所にセルフカフェを作ろうと考えたのでしょうか。線路脇という立地は意図したものですか?
オーナー:隣で美容室を経営しているので、自分の手の届く範囲に出店したいと思いました。線路脇という立地は、子どもや電車好きな人などのニーズに応えられたらいいなと、意図して決めました。
――無人のカフェということですが、店内が散らかってしまうことなどはないのでしょうか。
オーナー:西武柳沢の方々の人柄の力が大きいと思いますが、利用者の皆さまが各自で片付けてくれています。
――レンタルスペースとしては、どのような利用をする人が多いのでしょうか。
オーナー:音楽の演奏会や座談会などが多いです。
――利用者からの評判はいかがですか
オーナー:近隣に飲食店や休憩場所がないので、ありがたいことに好評をいただいています。
買い物帰りにほっと一息、お仕事や家事の合間に、ただ目的もなく……そんな風にそれぞれが好きな時に好きなように利用できるスペースって、貴重ですよね。しかも、目の前には西武新宿線の線路が! 五感で目いっぱい「電車」を感じられるすてきなカフェに、ぜひ一度。
セルフカフェ「siesta」
住所:東京都西東京市保谷町3丁目26番地17号ミノリビル101号室
アクセス:西武柳沢駅から徒歩3分
営業時間:24時間
決済方法:現金、PayPay、LINE Pay
コーヒーマシン(ドリンクは1杯350円)、Free Wi-Fi、モバイルバッテリーの提供あり
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