茶の湯でお茶をおいしく飲むため、炭や菓子などにどのような工夫を凝らしてきたかを紹介する企画展が京都市で開かれています。
これは茶の湯を身近に感じてもらおうと京都市北区にある茶の湯の流派の1つ「表千家」の「北山会館」が企画しました。
このうち湯を沸かす炭は、火のつき具合がよいうえに原木を焼いたあと切り分けた際の切り口もきれいな文様になることから昔からクヌギを使っているということです。
さらに茶をたてるときにちょうどよい湯加減になるよう、湯を沸かす炉に入れる時にさまざまな長さやかたちの炭を組み合わせたり、足すタイミングを考えたりしているということです。
また、お茶の前に出される菓子は、雰囲気も楽しんでもらおうと色や形で季節を感じてもらえるものも多く用いてきたということです。
会場には、夏向けの滝や青いかえでをイメージした菓子や秋向けの紅葉などをイメージした菓子が展示されています。
このほか、茶葉や水に関する茶道具も多数並べられています。
表千家北山会館の原田茂弘統括次長は「自宅でもおいしくなるように少し工夫をしながらお茶をたててみるようなヒントにしてほしいです」と話しています。
この企画展は来月19日まで開かれています。
からの記事と詳細 ( 京都 お茶をおいしく飲むために 茶の湯の工夫を紹介 企画展|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
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