■茂木雅世のお茶でchill out！
「一杯のお茶が人生を変えてくれた」
お茶が大好きで仕方がないと語る人と話をしているとそんな言葉を良く耳にする。
お茶には、喉の渇きを癒すだけでなく、心まで包み込んでくれるというのは、多くの人がなんとなく感じているところなのかもしれない。
大きく感情が動く時、例えば、恋愛の様々なシーンなどでは、私自身、お茶に癒しを求めた経験が多々ある。お気に入りのお茶を静かに淹れて、飲んでいると、不安な時も気持ちが高ぶってしまった時も自分を取り戻せるような気がしていたからだ。
そんな、恋をした時の”切ない””嬉しい””さみしい””ワクワク”などの感情に寄り添い、シチュエーションに合わせてペアリングして飲むことが出来るお茶“koicha”が今、注目を集めている。
クラウドファンディングで大好評、注文が追い付かない事態に…
2022年１月にクラウドファンディングでスタートしたプロジェクトは、あっという間に目標金額を超え、一時は注文が追い付かない事態にもなっていたというkoicha。
恋を始めたい時にあわせるBe Excited （和紅茶）、愛情を深めるシーンにぴったりなMake Love（ジャスミン煎茶）、 仲直りをしたい時におすすめのMake Up （アールグレイ煎茶）、１人で寂しい時間を過ごす時に飲むFeel Lonely （半発酵ほうじ茶） の４つのラインナップが揃っている。
株式会社Tearoom協力のもと、信頼のおける産地で大切に育てられた上質なお茶を使い、つくられているので、シーンごとに楽しむというワクワクに加えて、本物のお茶のおいしさに触れることが出来るというのも魅力の一つだ。
メンバー全員が副業！お茶好き4人で始めた「恋×お茶」
koichaを立ち上げたのは、４人のメンバーからなる合同会社MEHER（ミーハー）。
所属する４人ともが、普段は別の仕事をしており、異なるバックグランドを持っているが、普段から急須でお茶を淹れて飲む“お茶好き”という共通点がある。
急須でお茶を楽しむ同世代が少ないことに疑問を抱いたメンバーは、お茶と何かを掛け合わせることで本来お茶が持っているワクワクを届けられるのではないかと試行錯誤を続けていた。お茶のもつ「寄り添う」という魅力にも惹かれ、浮かび上がってきたのが恋×お茶というアイデアだった。
お茶にもたくさんの種類があるように、恋愛をひとそれぞれ。
それらを掛け合わせることで、恋愛をより深く楽しみ、印象深いものにアップデートすることができるのではないか。そんな想いからkoichaはうまれた。
今の自分にフィットする気分のお茶をセレクトし、コップにティーバッグを入れてお湯を注ぐ。静かにお茶と向き合う時間をつくることで、不思議なことに、感情の高ぶりや心のざわつきもすっと落ち着いてくる。
どのお茶も、どこか華やかさがあって、飲み終わった後には「色々あるけれど恋愛っていいよね」という気分にさせてくれるところが印象的だった。
おすすめの抽出時間などもそれぞれ記載されているので、しっかりとお茶のおいしさを味わうことができるところも嬉しいポイント。
恋愛をもっと楽しみ尽くしたいと思った時に、お茶とともに様々な感情を乗りこえるという選択。実際にやってみると、お茶の時間をつくる度に、自分の気持ちがより手に取るようにわかるようになり、前を向く力がじんわりとうまれてくる。
昔から、人と人とをつなげる飲み物と表現されることも多いお茶だけに、恋愛のあらゆるシーンでも様々なきっかけを私たちにプレゼントしてくれそうだ。
koicha ⇒ https://koicha.official.ec/
https://www.instagram.com/koicha.tea/
【著者プロフィール】
茂木雅世 もき まさよ
煎茶道 東阿部流師範・ラジオDJ
2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまう活動を開始。現在ではお茶にまつわるモノ・コトの発信、企画を中心にお茶“漬け”の毎日を過ごしている。お茶×音楽ユニットYuge〻のメンバーとしても活動中。
趣味は暮らしの中に取り入れやすいサステナブルアイテムを探求することとバスケ観戦。
Instagram：https://www.instagram.com/moki98per/
Twitter：https://twitter.com/ocharock
からの記事と詳細 ( 〝いろいろあるけど、恋愛っていいよね〟クラファンで話題になった恋愛をモチーフにした「koicha」ってどんなお茶？｜ - @DIME )
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