邑南町では使われなくなった農地で栽培したキクイモを使った新たな商品開発を進めています。
その第1弾として、町はキクイモを使ったお茶を開発しました。
キクイモはキク科の植物で、冬になると地中の茎がショウガのように大きく育ちます。
邑南町では、10年ほどまえから市木地区の住民が休耕地でキクイモを栽培してきました。
その後、地区では紫キクイモの栽培を始めましたが、コロナ禍で販路の確保が難しくなったことや加工に手間がかかることから、昨年度から町が買い取り地元の事業者とともに商品開発を進めてきました。
その第1弾として完成したお茶は、紫キクイモをスライスして乾燥させたものを、いって細かくしてティーバッグに入れています。
香りはこうばしく味はまろやかなのが特徴で、パッケージには紫キクイモをイメージしたマークがあしらわれています。
このお茶は、今月から町内の道の駅などで販売されています。
また町では、町内で栽培された紫キクイモを「おおなんむらさき」と名づけ、今後、お茶以外にも商品の開発を進めたいとしています。
邑南町産業支援課商工観光グループの尾谷亮主任は、「お茶が売れることで農家の皆さんの収益を上げていきたい」と話していました。
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