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Tuesday, January 11, 2022

「地球に優しい」お茶発信 会津若松の西本さん(大熊出身)ブランド設立 | 福島民報 - 福島民報

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環境に優しいお茶を販売している西本さん
環境に優しいお茶を販売している西本さん

 福島県会津若松市で食品販売を手掛ける「One's home(ワンズホーム)」の社長西本真理子さん(37)=大熊町出身=は、オリジナルブランド「会津の恵み」を立ち上げた。「地球に優しい」をテーマに、環境に配慮し会津の特産品で作られたお茶を全国に発信していく。

 食品ロスの削減や石油由来のプラスチックを使用しない商品販売を通じ、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の実現につなげる。商品は「会津おたね人参ハーブティー」「会津りんごと国産レモンのハーブティー」「会津柿の葉と黒豆のハトムギ茶」の3種類。市内の農園で規格外や売れ残ったリンゴを使用している。柿は会津身不知柿を採用。通常、葉は捨てられてしまうが、ビタミンCが豊富に含まれているという。

 現在、国内で流通しているティーバッグのほとんどがプラスチック性だ。西本さんはトウモロコシ繊維でできたティーバッグを生産する海外の業者を見つけ、輸入して取り寄せた。お茶のパッケージにもこだわり、再生可能紙とした。

 西本さんは東京電力福島第一原発事故を機に会津若松市に移った。市内でカフェ「ピザcafe one's」を営んできたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客が減少し仕事も減った。新たな商品開発に乗り出し、2020年冬にお茶の販売を開始した。「ただおいしいものを作るだけでいいのだろうか」。地球温暖化が進めば子どもたちの未来に影響するとの危機感が募り、環境に配慮した商品へのリニューアルに踏み切った。

 パッケージには心和ませるオリジナルの赤べこが描かれている。西本さんは「大熊の人にもいつか味わってほしい」と古里での販売も目指している。お茶はカフェの他、インターネットショップなどで購入できる。

【17の目標】

(1)貧困をなくそう (2)飢餓をゼロに (3)すべての人に健康と福祉を (4)質の高い教育をみんなに (5)ジェンダー平等を実現しよう (6)安全な水とトイレを世界中に (7)エネルギーをみんなにそしてクリーンに (8)働きがいも経済成長も (9)産業と技術革新の基盤をつくろう (10)人や国の不平等をなくそう (11)住み続けられるまちづくりを (12)つくる責任つかう責任 (13)気候変動に具体的な対策を (14)海の豊かさを守ろう (15)陸の豊かさも守ろう (16)平和と公正をすべての人に (17)パートナーシップで目標を達成しよう

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