
海外旅行に行けない今、旅行ジャーナリスト小野アムスデン道子さんが世界を旅するなかで出合ったユニークなお茶時間の過ごし方と、家でも海外旅行気分に浸れるお菓子などを紹介します。 今回は、韓国から話題になったクリーミーなラテ「ダルゴナコーヒー」の発祥の地“マカオ”でのつくり方や、名物スイーツなどをお届けします。
マカオが発祥!ダルゴナコーヒーの楽しみ方
ミルクの上に、かき混ぜてふわふわになったコーヒーがのる、ダルゴナコーヒー。「ダルゴナ」は、韓国語のカルメ焼きを意味し、見た感じが似ていることからついた名前です。見た目がかわいいことから大人気になりました。
じつは、このダルゴナコーヒーの発祥の地は、マカオのコロアンにある小さなローカルカフェ「漢記珈琲(ホンケイガーフェイ)」。ここでコーヒーを味わった韓国の俳優さんがSNSなどで紹介したことで、爆発的な人気を集めることになったそう。 現地では、手打珈琲(サウダーガーフェー)と呼ばれています。
自分でコーヒーを泡立ててつくることもできます。使うのはインスタントコーヒー。 マグカップにコーヒーの粉、グラニュー糖、お湯を同量入れ、とにかくスプーンで勢いよく泡立つまでかき混ぜます。そこに熱いミルクを注ぐだけ! スプーンで泡立てるのが本来のやり方ですが、ハンドミキサーや泡立て器を使うと泡立ちがよくなります。
このコロアンというエリアは、かつてポルトガル統治下にあった頃のマカオの風情が残る、ノスタルジックな海辺の村です。聖フランシスコ・ザビエルを記念した聖フランシスコ・ザビエル教会は、レモンイエローのとてもかわいい建物。 すぐ隣のコタイ地区にはラグジュアリーなホテルが立ち並ぶマカオですが、こんな緑と海のあるのんびりとしたエリアもまたいい感じです。
マカオを代表するスイーツ「エッグタルト」の有名店「ロード・ストウズ・ベーカリー」の本店があるのもこのコロアン。マカオのエッグタルトは、サクサクのパイ生地ととろける優しい卵味のカスタードが特徴で、原型はポルトガルの「パステル・デ・ナタ」というスイーツです。 日本でも大阪を中心に店舗展開している「アンドリューのエッグタルト」は、通販でも購入できます。 自分でつくるダルゴナコーヒーと、おいしいエッグタルトで、異国情緒のあるローカルマカオな気分にひたってみては? <取材協力/マカオ政府観光局 取材・文/小野アムスデン道子>
からの記事と詳細 ( 「ぶくぶく泡コーヒー」はマカオ発祥。特別な器具なしでつくれる!(ESSE-online) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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