リンゴの持つ健康作用を研究し、商品開発に取り組んでいる青森県弘前市の会社「医果同源(いかどうげん)りんご機能研究所」が、リンゴの葉だけで作ったお茶「りんご葉の茶」を開発した。老化防止などの効果が期待されるという。同社によると、リンゴの葉だけで作るお茶を商品化したのは全国で初めて。【藤田晴雄】
「りんご葉の茶」は、所長を務める元弘前大農学生命科学部准教授の城田安幸さん(71)らが構想から約10年かけて開発。直径1センチほどの赤い実をつける中国原産のリンゴの品種「湖北海棠(こほくかいどう)」の葉を使い、商品化した。
同社は、自生する「湖北海棠」が日本で絶滅しているため、県産業技術センターりんご研究所(黒石市)が保存している木から枝を譲り受け、2012年に大鰐町の山あいにある有機JAS認証を受けた農園で接ぎ木。177本まで増やし、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培している。収穫した葉は天日干しして乾燥した後、甘くて、ほのかなリンゴの香りを引き出すように高温で焙煎(ばいせん)した。
同社研究開発部の城田文香さん(38)によると、リンゴの葉にはポリフェノールの一種「フロリジン」が多く含まれており、老化防止のほか、血糖値の上昇を抑えるなどの効果が期待できるという。20、21日には同市のデパート「弘前中三」で発表会が開かれ、試飲した弘前市の建山光生さん(54)は「飲みやすい。無農薬なので体にも良さそう」。78歳の女性は「健康に良いと思うので、飲み続けてみたい」とさっそく買い求めていた。
城田さんは「青森のリンゴ産業の活性化につながる一つの提案となればと考え開発した。青森は全国一の短命県と言われているので、このお茶を飲んで健康になってほしい」と話した。
価格は、リンゴの葉の形のパッケージに入った5袋入りが756円、1袋入り162円、15袋入り1890円。弘前中三をはじめ、連携して商品化に取り組んだ同市の自然食品店「油屋福六」や青森市などの観光物産施設などでも販売している。
問い合わせは、医果同源りんご機能研究所(0172・35・5931)。
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December 25, 2019 at 07:15AM
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リンゴの葉をお茶に 「老化防止」効果に着目 弘前の会社が開発 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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