ことし収穫された佐賀県産の新茶の品質を競う審査会が、お茶どころの嬉野市で行われました。
新茶の審査会は、県などが主催して嬉野市の県茶業試験場で開かれ、嬉野市をはじめ唐津市や武雄市の生産者から新茶100点が出品されました。
出品されたのは、茶を蒸したあとに乾燥させたさわやかな香りとコクが特長の「蒸し製玉緑茶」と、熱した釜で煎った香ばしい香りが特長の「釜炒り茶」の2種類です。
審査員は、茶葉を手に取って形や色つやを見比べたり、お湯を注ぎスプーンでお茶をすくったりして味を確かめていました。
審査会では、10点余りが最高賞にあたる農林水産大臣賞などに選ばれ、特に品質のよい新茶として認定されるということです。
また、5日に出品された「蒸し製玉緑茶」と「釜炒り茶」のおよそ70点が、ことし8月に静岡県で開かれる全国茶品評会に出品されることになっています。
審査長を務めた県茶業試験場の宮崎秀雄場長は「ことしは4月から気温が高くて生育が早く、霜の被害もなかったことから、おいしいお茶ができています。去年の全国大会では、蒸し製と釜炒りの2つの部門が大臣賞と産地賞をそれぞれ受賞しているので、ことしも1位獲得を目指したいです」と話していました。
審査の結果は6日、発表されます。
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