新茶のシーズンを迎え、佐伯市のお茶の生産者が江戸時代から続く製法でつくられた「釜いり茶」のことしの出来栄えを市長に報告しました。
佐伯市の山間部では江戸時代からお茶の生産が盛んで、摘み取った茶葉を釜でいる江戸時代からの伝統的な製法でつくられた因尾茶と宇目茶は市の特産品となっています。
21日はお茶の生産者2人が市役所を訪れ、田中利明市長にことし収穫した茶葉でつくった新茶を贈呈しました。
田中市長は生産者から例年通りの品質に仕上がったと説明を受けると、早速、お茶を味わい、「香りが口に広がり、とてもおいしい」と感想を話していました。
生産者によりますとことしは例年よりも暖かい日が多かったため、霜がおりて茶葉が枯れる被害が少なかったということで、因尾茶の収穫量は例年より10トン多い45トン、宇目茶は1トン多い7トンを見込んでいるということです。
また、今月25日には本匠地区にある市の出先機関で「新茶まつり」が開催され、新茶の試飲や販売が行われるほか、釜でいる製法の実演などが行われるということです。
本匠因尾茶生産組合の小野隆壽組合長は「ことしは豊作となり、いいお茶に成長しました。多くの人に買って飲んでもらいたいです」と話していました。
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