暑いときは冷たく、寒いときはホットで。ペットボトルのお茶をコンビニや自動販売機で買う人は多いと思います。各メーカーが定番商品や新商品でしのぎを削る緑茶や無糖茶の市場でトップのシェアを誇るのが「お~いお茶」でおなじみの伊藤園(東京)です。その伊藤園には北海道出身社員らが企画した道内限定のお茶があります。商品名にも、道産子社員ならではのこだわりがありました。(東京報道 金谷育生)
■若手社員が開発チーム
「北海道に根差すため、道民に愛される飲料を世に出したい」。商品開発のきっかけは、北海道の部署で働く若手社員の声からでした。
飲料メーカーには北海道コカ・コーラボトリング、サッポロホールディングス傘下のサッポロ飲料(現ポッカサッポロフード&ビバレッジ)など北海道と関係深いことが社名でわかる企業があります。伊藤園は緑茶、お茶飲料のメーカーとしての知名度はありますが、冷涼な北海道で茶葉がとれるわけではありません。道内の社員は会社のブランド力を高める仕掛けが必要だと考えたそうです。
伊藤園には、商品開発などについてさまざまな部署の社員が提案できる制度があります。2011年、道内で勤務する20~40代の社員15人ほどが集まり、「限定商品開発プロジェクト」がスタートしました。社員のほとんどが道産子で、意見を出し合いました。
当時入社3年目で、北海道地区営業部札幌東部支店所属(当時)の小松洋祐さん(37)もメンバーの1人。札幌市出身で現在は東京の本社に勤務する小松さんは「サッポロクラシックや東洋水産のやきそば弁当を意識し、北海道で息の長い商品をつくりたいと考えていました」と振り返ります。...
からの記事と詳細 ( 「とうもろこし茶」ではなく「とうきび茶」 道産子中心に若手が開発<北海道「だけ」商品のヒミツ>:北海道新聞 ... - 北海道新聞 )
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