茶販売の水口園(沼津市、水口隆太社長)は10日、JR沼津駅ビル「アントレ」1階の店舗をリニューアルオープンした。1973(昭和48)年のアントレ開業以来、観光客が訪れる駅前での販売にこだわり半世紀。購入したお茶を店内で味わえるスペースを新たに設け、水口周一郎店長(31)は「多くの人が気軽にお茶に親しんでもらえれば」とPRする。
これまで同じフロアにあった店舗の広さを1・5倍に拡充し、東側に移した。従来売り場にあった柱はなくなり「お客さんからは見やすくなった。見通しが良くなり、雰囲気も明るくなった」と水口店長は話す。
ほうじ茶や深蒸し煎茶、ぐり茶など5グラム前後入りのティーバッグ(100円前後)を買うと、新設したスペースですぐに飲める。カップを購入すると持ち帰りもできる。地元産茶葉による商品のほか、わさび漬けやお菓子といった土産物も並べた。
水口園は50年前のアントレ開業当時から営業する。水口社長は今後も駅前での販売にこだわるとして「地元のお茶を広く発信したい」と意気込む。
(東部総局・高橋和之)
からの記事と詳細 ( 沼津駅でお茶販売 半世紀 水口園 店舗改装 広さ1.5倍、観光客に発信|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞 )
https://ift.tt/hQmcnDH
No comments:
Post a Comment