福井県|2023年7月18日 18:59
栽培の歴史は江戸時代にさかのぼるという越前市の特産「味真野茶」の魅力を発信する茶屋が、越前市の味真野地区に誕生した。地元に愛され続けてきたお茶の味わいを広くアピールする役割が期待される。(7月18日)
店では茶そばや茶めしなどを提供し、食べてもおいしい味真野茶の魅力を発信していて、地元の客は「お茶の香りがして、素朴でおいしい」とか「食べてみるとまたお茶としても飲みたいと思う」と話した。
店長を務める渡辺喜恵さんは地元の公民館の職員としてお茶の普及に携わってきた。定年退職を機に今回の出店を決めたもので、「地元の人は味真野茶って当たり前すぎて、私は第三者的、公民館的な目線で地域の方に味真野茶ってこんなに素晴らしいんだということを分かってほしい」と話した。
一時は生産者の減少でその歴史が途絶えそうになった味真野茶。2011年に地元の有志が保存会を立ち上げ、植樹や商品化に取り組んだ結果、収穫量はおよそ2倍に増えたという。
店の看板メニュー「味真野あじわいランチ」は、茶めしや茶そば、季節の惣菜など地元産の素材にこだわっていて、茶そばは越前塩をかけて素朴な風味を楽しむ。
オープン初日の17日は味真野茶保存会の福岡忠則会長も店を訪れ、「店ができたのでまだまだお茶の(生産の)拡充をしていかないと。ハチマキして頑張らなあかんと思っている」と話した。
「味真野茶はすごく可能性を持っている」と話す渡辺さん。寄せられるアイデアを、一つずつ形にできたらと話していて、新たな拠点からその味わいを広くアピールする。
からの記事と詳細 ( 味真野茶の魅力を発信 飲むだけじゃなく食べてもおいしい 公民館職員が退職を機に茶屋出店|NNNニュース - 日テレNEWS )
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