日本にお茶の文化を広めた鎌倉時代の僧、栄西の出身地の岡山市で、茶道の発展を祈る献茶式が開かれました。
岡山市の後楽園で行われたこの献茶式は、岡山出身で、中国に留学してお茶の栽培法や文化を日本に伝えたことから、「茶祖」と呼ばれる鎌倉時代の禅僧、栄西をたたえて、毎年開かれてきました。
新型コロナの影響で、中止が続いていましたが、今回、4年ぶりの開催となり、能舞台に作られた栄西を奉った祭壇の前で、茶道・速水流の家元、速水宗燕さんがお茶をたてました。
そして、栄西が開いた京都・建仁寺の小堀泰巌老大師がお茶をささげて、お経を上げました。
また、献茶式に合わせて、園内の7か所で各流派による茶会が開かれ、訪れた人たちは、暖かな春の日射しの下で、お茶を楽しんでいました。
茶会に参加した高校生は「野だてということもあり、開放感があってすばらしかった。茶道部に入っているので、さまざまな流派の作法を見ることができて勉強になった」と話していました。
からの記事と詳細 ( “茶祖” 栄西の出身地の岡山市で4年ぶりに献茶式|NHK 岡山県のニュース - nhk.or.jp )
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