丘の上に青々と広がる茶畑の映像をバックに、ドキュメンタリー作品「見えた、お茶が潤す未来」はこんなナレーションで始まる。
「いきなりですが、質問しますね。ここがどこだか分かりますか?」
「静岡だと思ったそこのあなた。残念! 実は神奈川県です。神奈川県にも足柄茶というお茶があるのですよ」
女子高校生の仲良し3人組が、道の駅で買ったボトル缶のお茶がおいしいのに驚き、見慣れない「足柄茶」とは何かを知るため、農家や製茶工場、農協などを訪ねていく物語だ。
「もむ」だけで4回もある製茶の工程や、足柄茶の特徴、おいしいお茶のいれかたなどの知識が自然と学べるほか、インタビューでお茶に丹精を込める生産者の顔を浮き彫りにする。
見終わると、無性に足柄茶を飲んでみたくなる仕上がりだ。
「誰も知らなかった」が原点
制作のきっかけは、県立小田…
からの記事と詳細 ( 神奈川に足柄茶あり 高校生が突撃取材で伝える魅力と農家のリアル:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/XA62JrS
No comments:
Post a Comment