首相官邸の給湯室で「閣議に出すお茶が薄い」と言って同僚に暴行し、けがを負わせたとして、傷害罪に問われた内閣事務官の岡ノ谷仁志被告(43)の控訴審判決で、東京高裁は23日、求刑通り罰金30万円の判決を言い渡した1審東京地裁判決を支持し、被告の控訴を棄却した。
判決によると、令和元年7月、官邸4階の給湯室で、閣議に出す茶を準備していた同僚に「お茶が薄いのではないか」「段取りが悪い」と注意。そっけない態度を取られたことに憤慨し、腕をつかんで引っ張るなどの暴行を加え、全治約2週間のけがを負わせた。
弁護側は「暴行はしておらず、同僚がミスをごまかすために自作自演した」と無罪を主張。高裁の細田啓介裁判長は1審同様に、閣議後に同僚から相談を受けた上司が撮影した傷の写真や、防犯カメラの画像などから「被告が暴行を加えたことは明らかだ」と認定した。
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