豊臣秀吉が築いた「宇治川太閤(たいこう)堤」跡に「お茶と宇治のまち歴史公園」(約2・5ヘクタール)を整備してきた宇治市は、8月21日に開園することを明らかにした。園内に太閤堤や昔の茶園を復元・公開するほか、日本中に知られた宇治茶と同市の歴史・文化を紹介する有料ミュージアムも設け、宇治の魅力を全国発信する。
太閤堤は16世紀末、秀吉が諸大名に命じ、伏見城の南を流れる宇治川と淀川に造らせた堤防。京阪宇治駅の北西側に位置する宇治川右岸で、2007年に大規模な護岸施設が見つかり、当時の治水・土木技術の高さを伝える遺跡として09年に国史跡となった。江戸時代中期には洪水で土砂に埋もれたが、築堤で川沿いにできた砂州は水はけもよいことから、一帯に茶畑が形成されていた。
からの記事と詳細 ( お茶の歴史味わって 「太閤堤」跡地に新公園 宇治・来月21日 /京都 - 毎日新聞 )
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