雪中から掘り出される熟成茶「駒結」=中央アルプスで(駒ケ根市提供) |
中央アルプスで二月下旬から貯蔵した「雪中熟成茶 駒結(こまゆい)」が、四月二十九日に雪中から掘り出された。香りが強く、まろやかで深みのある味わいが特徴。中央アルプス国定公園化元年を記念し、六月から駒ケ根市内の「茶處(どころ) 山二園」で販売される予定。
市中心市街地の活性化プロジェクト「こまがねテラス」が、山と中心市街地をつなげる取り組みとして始め、三年目。今年は中ア駒ケ岳ロープウェイが運休しており、初めて出発駅「しらび平駅」付近に埋めた。冬場の平均外気温は一〇度、雪中は零度という。
参加者の試飲では、マンゴーのようなフルーティーな香りで、甘みや熟成感があった。山二園店主の酒井隆道さんは「大自然の恵みを感じられる逸品。カテキンには抗ウイルス効果があるとされる。ほっと一息ついて、リラックスしてほしい」とコメントした。
(石川才子)
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May 08, 2020 at 03:09AM
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中央アルプスの雪中で熟成、お茶を販売へ マンゴーのような香り - 中日新聞
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