医薬品として承認されていないのに、新型コロナウイルスに効くとうたって商品を宣伝したなどとして、大阪府警は30日、大阪市生野区の薬局経営者ら3人と大阪府守口市のペット店オーナー、それぞれの運営会社を医薬品医療機器法違反（未承認医薬品の広告、販売目的陳列）の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、薬局とペット店では3月中旬、タンポポの葉から成分を抽出したとする「タンポポ茶」が厚生労働省から承認を受けた医薬品でないのに、新型コロナへの予防効果があるとうたったチラシを掲示・配布したうえ、商品を店頭に並べた疑いがある。ペット店では人向けに販売していたという。健康被害は確認されていない。
府警は3月中旬、2店を家宅捜索していた。捜査関係者によると、押収資料などから、2店はいずれも同じ神戸市内の輸入会社から商品を仕入れていた。府警はこの会社や関係先も同容疑で家宅捜索し、経緯を詳しく調べている。
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April 30, 2020 at 10:46AM
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未承認なのに「コロナに効くお茶」 薬局経営者らに容疑 [新型コロナウイルス] - 朝日新聞デジタル
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