5月に入り、茶摘みの便りが各地から聞こえてくるようになってきました。とはいえ、日本茶の栽培面積や農家は減少傾向にあります。静岡大農学部の一家崇志准教授(43)は、DNA解析で得た遺伝情報から、カフェインやカテキンといった機能性成分が、栽培するお茶にどの程度含まれているのかを予測する技術を2020年に確立。この技術を使って品種改良の期間短縮を図る研究を続けており、お茶の未来を創造するプロジェクト「日本茶の30人」の1人に選ばれました。 (聞き手・山本克也)
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