第51回東京都優良茶品評会(都茶協同組合主催)が都内で開かれ、掛川市伊達方の山啓製茶が仕上げ茶1キロ7千円の「都の華」部門で、3年連続で1等1席の農林水産大臣賞に輝いた。3連覇は史上初という。
昨年に連覇を果たし、プレッシャーがある中、試行錯誤を重ねた。渡辺直利製造部長(53)は「難しい年だったが慎重かつ丁寧に仕上げた。香りや水色などバランスが良くなるよう意識した」と語り、弟の高良営業部長(49)は「過去2回の経験を生かし良い原料を見極めたことが3連覇につながった」と振り返る。
斎藤徹社長(54)は「地域の農家や茶業関係者、社員に感謝したい。栄誉ある賞を3回受賞できうれしく思う」と話した。静岡、三重、福岡、鹿児島県の40社が出品した。
各部門の1等入賞者は次の通り。マル数字は席次。
【都の華】②松浦製茶(森町)③鈴木長十商店(同)【都の誉】①柳沢弘三商店(掛川市)②鈴木長十商店③大井製茶(掛川市)【都の香】①山啓製茶②茶摘庵(藤枝市)③鈴木長十商店
(掛川支局・伊藤さくら)
台ならし番茶 持ち込み数量減 静岡市中
静岡市中の台ならし番茶取引は終盤に入り、持ち込み数量が減っている。370~360円中心に移行している。
31日前後に多くの工場が生産を終える見通し。あっせん業者は「郡部と比較して市中問屋からの引き合いは弱い」と語る。
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