お茶の生産が盛んな佐伯市で、地元の中学生たちが新茶の摘み取りを体験しました。
佐伯市の山あいにある本匠地区は、江戸時代からお茶の生産が盛んに行われ、毎年この時期になると新茶の摘み取りが始まります。
２８日は本匠中学校が管理するおよそ３０アールの茶畑で、生徒と地元の人たち合わせて５０人余りが摘み取りを体験しました。
生徒たちは先生や地元の人たちに教わりながら、高さ５０センチほどの木に鮮やかな緑色に育った茶葉を手で摘み取っては、腰に付けたカゴに次々と入れていきました。
２８日摘み取ったおよそ７０キロの茶葉は地元の工場で加工したあと、校内で販売するほか、地元の人たちを招いてお茶会を開く予定だということです。
本匠地区では、伝統の釜入り製法で仕上げる香り豊かな「因尾茶」が観光客や地元の人たちに親しまれています。
茶摘みを体験した中学２年生の女子生徒は「家では機械で摘み取っているので手作業は大変だけど、みんなと協力できて楽しかったです」と話していました。
からの記事と詳細 ( お茶の生産地 佐伯市で中学生が新茶の摘み取り体験｜NHK 大分県のニュース - nhk.or.jp )
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