自宅でお茶を入れる生活いかが? 厳選茶葉や和菓子とのコラボ商品化 夏に新本店完成の播磨屋茶舗 |
更新日:2023年03月18日
戦後間もなく創業した茶製造販売、播磨屋茶舗(兵庫県姫路市久保町)が、本店や工場を併設した新社屋を建設する。敷地はJR姫新線播磨高岡駅(同市西今宿)そばで、今年8月の完成を見込む。新本店ではカジュアルな茶器などの雑貨も扱い、若い世代へ「お茶のある生活」を提案する。
同社は1948年創業。本社兼本店のほか、市内に2工場を構える。国内市場で缶やペットボトル入りの商品が登場し、自宅でお茶を入れる機会が減る中、同社は2000年ごろから、ティーバッグ式商品を手がける。茶葉が広がりやすいピラミッド形のメッシュフィルターを開発したほか、生産設備の保守のノウハウを蓄積して自前で行えることも強みとしている。
新社屋は2階建てで延べ床面積は千平方メートル。1階を本店や事務所とする。工場は2階のワンフロアに集約することで、生産の効率化を図る。
同社は、大手スーパー向け卸が売上高の8割を占める一方、若い世代向けの商品開発にも力を入れる。赤松修二社長の長男佳幸さん(29)が立ち上げた新ブランド「t to(ティートゥー)」は、心身を癒やす茶葉を厳選してデザイン性の高いパッケージで提供。緑茶やジャスミン茶などティーバッグ茶5種類を販売中で、大阪の菓子メーカーと協力して、コンペイトーと組み合わせたギフトも商品化した。
佳幸さんは新本店について、若い世代が訪れやすい雰囲気や品ぞろえの店づくりを目指す。「地元の和洋菓子店とも協力し、お茶と食事や菓子のペアリングを提案していきたい。姫路らしいメニューや新たな姫路土産を生み出せたら」と話している。同社TEL079・288・5851
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