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Thursday, December 29, 2022

祝・GⅠ制覇! 記者が見たムルザバエフ騎手のお茶目な素顔 - サンスポ

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ドゥラエレーデでホープフルSを制し、サムズアップするバウルジャン・ムルザバエフ騎手(右)=28日、中山競馬場(撮影・奈良武)

3連単246万馬券の大波乱に終わったホープフルS。主役は14番人気のドゥラエレーデ(栗東・池添学厩舎、牡2歳)をVへと導いたバウルジャン・ムルザバエフ騎手(30)=カザフスタン出身、ドイツ拠点=だ。初の短期免許取得から2週間でのスピードGⅠ制覇に、レース後の本人は「まだ信じられない。あと2時間くらい時間をください」と目を丸くしていた。

11月のジャパンCで相棒のテュネス(9着)とともに初来日。レース2日前に取材に応じた際は、質問攻めに遭うP.シールゲン調教師の様子をスマホで面白そうに撮影していた。しかし、報道陣からシールゲン師に「ムルザバエフ騎手の長所は?」という質問が飛ぶと、すぐさま取材の輪から離れて恥ずかしそうにうつむきながらスマホをいじり始めた。その謙虚さとユーモアセンスにあふれる姿に、思わず笑みがこぼれてしまった。

ちなみに、前出の質問に対する答えは「レースに対してしっかりと準備をするし、競馬を楽しんでいるね。ラストスパートが非常に強い。信頼できるジョッキーだよ」。確かに腕を目いっぱいに使う独特のフォームは実に力強い。ドイツ拠点騎手として初のJRA・GI制覇を果たしたムルザバエフ騎手。短期免許を予定している来年3月まで、どれだけ勝ち星を積み重ねるかが楽しみだ。(東京サンスポ・漆山貴禎)

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