水や氷でじっくり抽出する水出し緑茶を楽しめる便利グッズ3選｜@DIME アットダイム - @DIME

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■茂木雅世のお茶でchill out！

「夏こそ緑茶」
お茶好きとして、声を大にして言いたい言葉です。
専門店などに行くと“水出し緑茶”というものも販売されていますが、我が家では、自宅にある様々な種類のお茶の葉をランダムに水出しで飲んでみるというのが、夏の恒例の楽しみとなっています。

漢方の考え方では、体を冷ましてくれる飲み物とも言われる緑茶。厳しい暑さが続く夏の時期に緑茶を飲むというのは、理にかなっているのかもしれません。

同じお茶の葉でも、一度熱いお湯で抽出してから冷やすお茶と、お水や氷でじっくりと抽出するお茶では、味わいも少し違います。
前者は、苦味も渋みもしっかりと感じられてシャキッと気合いが入る飲み心地になるし、水出しのお茶はうまみたっぷりのチルな味わいを楽しめます。

中でも、お水や氷でじっくりと抽出するお茶は、私にとって夏の間の相棒的な存在です。その日の気分やシーンに合わせて、様々な淹れ方を楽しめるようになったら、心地よく夏を過ごすことが出来るのではないかと常々思っています。
そこで今回は、面倒くさがりな方でもやってみたくなること間違いなし！使う度に心地よくなっていく“お茶アイテム”を３つご紹介します。

１：ボタンを押したらできあがり“お茶ドリップ”

ここ数年、コーヒーのようにお茶もドリップで楽しむ人が増えています。私が考えるお茶をドリップで楽しむことの良い点は、何よりもカジュアルにそして感覚的に、おいしいお茶を淹れられるところ。

仕事の合間や忙しい朝などでもお茶の葉とお水をささっと注ぎ、ある程度、放っておけばお茶が出来あがっているというのも魅力の一つです。抽出時間などをしっかり計って入れるのももちろん素敵なのですが、急須などと違い、上からお茶の葉が開いている様子を目で確認できるので、なんとなく出来上がりを決められるというのも心地よいポイント。

我が家では、ドリッパー部分に多めのお茶の葉と氷、少なめのお水を入れ、氷を溶けていく様を楽しみながら氷出し緑茶を楽しんだり、反対に熱めのお湯でお茶を抽出し、下のサーバー部分にはたっぷりの氷を入れて、一気に冷やして冷茶を作ったりしています。
この時、氷が奏でるパチパチッという音も涼やかでたまりません。

２：持ち運びＯＫ！茶漉し内蔵タイプの水筒

毎日バタバタと朝時間を過ごしているという方におすすめしたいのが、茶漉しが内蔵されていて持ち運びができるティーボトル。一見するとガラスの水筒のような形をしているのですが、上下どちらのフタも開くようになっており、片方には茶漉しが内蔵されているという優れもの。

お茶をつくる際には、茶漉し部分にお茶の葉を入れ、そのままフタを閉じ、もう片方のフタを開けて、そこからお水を注ぎます。フタを閉じたら、あとはお茶が抽出されるのを待つだけ。まさにストレスフリーなお茶アイテムです。

通勤前にお茶の葉とお水を入れておけば、オフィスについた頃にはおいしいお茶が出来ていますし、出先でお茶を淹れる道具がなくてもこれさえあれば、どこでもお茶を淹れることが出来ます。つくりたてのお茶がその都度、楽しめるというのもGOOD！

■３：心地よい雫の音に癒される至福のお茶時間

心に余裕がない時や暑さで身体がだるい時などに、決まって棚から取り出すものといえば、このコラムでもご紹介したことがある刻音（ときね）。

その名の通り、お茶の雫が刻む“音”とともにお茶の時間を過ごすことが出来る新しいタイプのお茶アイテムです。半磁器で作られているフィルター部分にお茶の葉を入れたら、あとはお水やお湯を注ぐだけ。好みの濃さになったかなと感じたら、フィルター部分にあるレバーのようなつまみをひき、下のサーバーにお茶の雫を落としていきます。

デスクに置いても邪魔にならない程よい大きさとシンプルでありながら五感が癒される使い心地。ぴちょんぴちょんという雫のリズムに耳をすませていると、いつの間にか心も穏やかになっていきます。

たっぷりの氷をグラスに浮かべて、カランカランという音とともにお茶の鮮やかな緑色を愛でたり、うすはりグラスなどお気に入りのグラスにお茶を注いでみたり。そんな五感で涼を楽しむ時間も暑い季節ならでは。夏の疲れを感じたら是非、緑茶でチルアウト体験してみてください。

・HARIO　浸漬式ドリッパー スイッチサーバーセット・エコフィルターダンク
https://shop.hario.co.jp/tef-02-hsv/index.html
・マックマー　T-Go mini
https://www.macmajapan.com/tgo
・株式会社吉村　刻音
https://tokineteadrip.jp/

茂木雅世　もき まさよ

煎茶道 東阿部流師範・ラジオDJ
2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまう活動を開始。現在ではお茶にまつわるモノ・コトの発信、企画を中心にお茶“漬け”の毎日を過ごしている。お茶×音楽ユニットYuge〻のメンバーとしても活動中。
趣味は暮らしの中に取り入れやすいサステナブルアイテムを探求することとバスケ観戦。
Instagram：https://www.instagram.com/moki98per/
Twitter：https://twitter.com/ocharock

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