健康対策に!ビタミン&たんぱく質を取ろう
寒い冬に人気の鍋料理。今回は、たんぱく質&ビタミンがたっぷり取れるお茶鍋「ティー・サムゲタン」の簡単なレシピ・作り方を紹介します。お茶のパイオニア・伊藤園のティーテイスターのお二人に、冬に取りたい栄養素とお茶鍋の魅力を聞きました!
お茶鍋でたんぱく質&ビタミンを摂取して健康に!
気温が低く空気が乾燥する冬は、体調を崩しやすい時期。そんな冬に積極的に取りたい栄養素について、伊藤園のティーテイスターで管理栄養士でもある、西原佐栄さんにお話を伺いました。 「冬の健康維持には、たんぱく質やビタミンなどの栄養素が必要です。たんぱく質は筋肉や臓器などを構成する栄養素であるだけでなく、ウイルスや細菌の侵入を防ぐために働く免疫物質を作り出す栄養素でもあります。また、ビタミンは粘膜の健康維持に役立ち、ウイルスや細菌の侵入を防ぎます」 たんぱく質とビタミンを効率よく取れるおすすめ料理が、鍋スープの代わりに緑茶を使った「お茶鍋」です。 「鍋料理によく使われる鶏肉や豚肉にはたんぱく質が豊富に含まれているのですが、独特のくさみが気になる場合も。それが、お茶で煮込むと上品な風味に仕上がります。また、緑茶にはビタミンの他に、茶カテキンが含まれています。茶カテキンには抗ウイルス作用もあり、コロナ禍の身近な感染症対策にもおすすめの成分です。そのまま飲むのはもちろん、料理にもぜひ取り入れてみてください」 ただし、お茶鍋一つでは健康維持に必要なすべてのカバーできないので、食事全体でバランスを取るのが大切とのこと。 「お茶鍋に限らず、特定の栄養素のみに偏らないように食事のバランスに気を付けることが大切です。エネルギーが不足すると、体温の低下を招き免疫細胞の活動性が落ちてしまいます。おかずで野菜をプラスしたり、エネルギー源になる糖質を白米などで適切に摂取したりと、バランスの良い食事を心掛けましょう」
初心者でも簡単!ティー・サムゲタンのレシピ・作り方
今回紹介する「ティー・サムゲタン」は、韓国料理の一つであるサムゲタン(参鶏湯)のスープに緑茶を使うことで、ビタミンや茶カテキンを効率よく摂取できるようにアレンジしたもの。くさみの出やすい丸鶏も、緑茶飲料で煮込むと上品な風味に仕上がります。 材料(作りやすい分量) 丸鶏(小ぶりのもの・700g くらい)……1羽 塩……小さじ3/4 こしょう……少々 【詰めもの】 もち米……1/2カップ にんにく……1片 なつめ……4個 クコの実……8粒 茶葉(一番摘みのお~いお茶など)……小さじ1 【スープ】 緑茶飲料(お~いお茶など)……400cc 水……約800cc ※他に木綿糸と太めの針をご用意ください(竹串やつまようじで代用することもできます) ティー・サムゲタンのレシピ・作り方 丸鶏はよく洗って水気を切り、全体に塩、こしょうを振りかけます。 鶏肉の首の部分を木綿糸と針で縫い合わせておきます (詰め物をする腹の部分は開けておきます)。 次に詰め物の準備をします。もち米を洗い、炊飯器の釜の中に同量の水とともに入れ、20分ほど置いてから炊飯器で炊き上げます(※できれば固めに炊いてください)。 炊いたもち米に、にんにく・なつめ・クコの実・茶葉を混ぜ合わせ、丸鶏の腹に詰めます。中身を詰め終わったら、お尻の方から皮を引っ張りながら、こぼれないように木綿糸と針で縫い合わせます。 丸鶏を深鍋に入れ、緑茶飲料と水を加え、アクを取りながら弱火で煮込みます。汁が鶏の上まで来ないときは、途中でそっと上下を返します。 1時間ほどゆっくり弱火で煮たらスープの味をみます。味が足りなければ塩、こしょうを足して整えたら出来上がりです。 縫い合わせた糸を取り、鶏肉をほぐしていただきます。
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