
ネスレ日本が販売する家庭用スターバックス製品のレギュラーコーヒーが市場を上回る伸びをみせて好調に推移している。 取材に応じた古山裕巳飲料事業本部コーヒーシステム&スターバックスCPGビジネス部部長は好調の主要因にカジュアルギフトを挙げる。 「中元・歳暮のギフト市場がかなり厳しい状況にある中、スターバックスギフトはかなり調子がよく1-6月出荷金額ベースで前年同期比44%増となった。これには通年で展開しているカジュアルギフトが寄与し引き続きトレンドになる」との見方を示す。 春・夏に展開した季節限定のコーヒーとグッズを詰め合わせた製品も好調で「SNSでは“デザインがかわいい”ということでかなり大きな反響をいただいたため、期間限定商品に注力していく」。
この考えの下、秋冬限定コーヒー「スターバックス フォール ブレンド」や同ブレンドの関連商品を9月1日に新発売する。レギュラーコーヒー(粉)やオリガミ(パーソナルドリップコーヒー)などをラインアップし、カップやウッドメッセージトレーのグッズをセットにしたカジュアルギフトも展開していく。
家庭用スターバックス製品のレギュラーコーヒーは、カプセル式本格カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」と「ネスプレッソ」の専用カプセル、レギュラーコーヒー(粉・豆)、オリガミを取り揃えている。 1-6月の製品別販売動向について古山部長は「豆が一番力強く伸びており、在宅時間が増えて家庭で豆を挽いて楽しんでいる消費者が多いと考えている。続いて袋とオリガミがそれぞれ伸びている」と説明する。
「ドルチェ グスト」専用カプセルは、カプセル自体の供給が世界的な需要増加と昨年末からの国際輸送の逼迫でタイトになったため4月から5月中旬まで一時休売となったことが足を引っ張り1-6月はマイナスとなった。 今後については「休売のインパクトは大きかったが、一人あたりの飲用杯数はプラスになっている。休売で新規ユーザーを取り切ることができなかったので、秋冬に挽回していきたい」と意欲をのぞかせる。
からの記事と詳細 ( レギュラーコーヒー市場の伸びを上回るスターバックス製品 ユニークなグッズ付きのカジュアルギフトや豆タイプが牽引(食品新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3mk4svp
No comments:
Post a Comment