■茂木雅世のお茶でchill out!
目の前にいる人の体調や気分に合わせてお茶を淹れる…
そんな茶人の職人技を、最新のテクノロジーで再現しているドラえもんの道具のような“ティーポットがあるらしい…
そんな話を耳にした時から、ずっとその存在が気になっていました。
お湯の量・温度、お茶の葉の量、浸出させる時間…
お茶を淹れる“淹れ手”のプロは、その全てをうまく掛け合わせ、狙った味わいを引き出します。
“同じお茶の葉を使って淹れたとしても、淹れ方によって微妙な変化を作ることができる”
そんな“ゆらぎ”が急須でお茶を淹れる醍醐味でもあり、“難しい”と思われるところでもあるのかもしれません。
以前、このコラムの中でもご紹介した、都会にいながら日常からのショートトリップができるメディテーションに煎茶とアートを掛け合わせたスタジオ“Medicha”
ここで、世界初の「パーソナライズ抽出機能」を実現したスマートティーポット「teploティーポット」とのコラボイベントが期間限定で開催されると聞き、ワクワクしながら足を運びました。
今回は、プログラムを通して、2021年に大切にしたい自分のcore、思い浮かべるとほっとするものを思い起こすことがテーマ。
ロッカーで時計やアクセサリーなどを全て外し、身軽になってから…
まずは、teploによるウェルカムドリンクを頂きます。
案内された席に座ると、目の前に、3つのお茶の葉と3つの言葉が。
直観でピンときた言葉を選ぶことで、飲むお茶が決まります。
私は「つやつや」をチョイス。
「つやつや」は嶺頭単欉(れいとうたんそう)という烏龍茶でした。
ちなみに、他2種類のお茶は、インドのダージリンの名門茶園「マーガレッツホープ茶園」のダージリン紅茶と三重県のかぶせの緑茶。
どれも、teploの公式茶葉として販売されているそうです。
スタッフの方が、お茶の葉を本体にセットした状態で持ってきてくれたので、そばにおいてあったスマホを操作して、お茶の種類を選択します。
続いて、今日の私にあった淹れ方を解析すべく、本体のセンサーに右手の人差し指を乗せ、
お茶を飲んでどうなりたいかを選択。
私は「元気になりたい」を選びました。
数十秒程の解析の後…微かな優しい音をたてながら、ゆっくりと動き始めたteplo。
お茶は、半球形の金属に小さな穴がたくさんあいているインフューザーにセットされており、
このインフューザーがお茶の種類に応じて、お湯の中で回転したり、タプンと浸かったり、スイングしたりする仕組みだといいます。
この動きと音を楽しみながらお茶が出来上がるのを待つ時間が…なんとも言えない癒し時間!
teploのなめらかな動きを見ること、約3分。
“今日の私のためのお茶”が出来上がりました。
機械が淹れたお茶でしょう?と思う方もいるかもしれません。
しかし…これが‥‥!!本当~においしかった。
しみました…。
teploの開発者である河野辺和典さんにお話を伺うと、開発にあたって特に大切にしたところは、同じお茶でも毎日違う味わいを感じることができる“ゆらぎ”の部分だったそう。
現在、teploのアプリには、日本茶はもちろん、紅茶やウーロン茶など、20種類のお茶の抽出条件が登録されていますが、このデータベースは、teploチームがお茶の生産者や専門家のもとに試作モデルを持ち込み、テイスティングを何度も繰り返しながら確立したものだといいます。
おいしい理由が良くわかります。
「機械のお茶というと今までは、時短の方にフォーカスしがちだったと思いますが、teploは、時間は少しかかるけれども120点のお茶が飲めるというところを目指しています。
急須でお茶を淹れる際には、ある程度のスキルが必要ですが、コントロールすべきいくつかの要素を、全て自動で行うことで、海外の方など、お茶の知識のない人にも、自宅で本格的なお茶を楽しんで頂けます」
teploによるおもてなしを受けた後、Medichaのプログラムへ。(プログラムの詳しい内容は以前の記事をご覧ください)
前回よりも余計なことを考えることが少なくなり、集中しやすくなっていることに思わず驚き!
心地よい空間を巡り、呼吸も深くなってきた頃、お茶室へ移動する時間に…。
お香に火をつけ、お茶を頂きながら、今回のテーマである2021年に大切にしたいMY CORE(=思い浮かべるとほっとするもの)を書き出していくと、明日からまた頑張ろうという前向きな感情と愛しい人や物へのあたたかな感情が広がっていくのを感じました。
「お茶」という点と「最新テクノロジーでアナログな体験を豊かにすることを目指す」という点で共通項のある「teplo」と「Medicha」
最新テクノロジーと聞くと冷たい印象を受ける人も多いかもしれませんが、実際に体験してみると、そこに込められた“人の想い”や“願い”があたたかさとして伝わってきました。
teploに淹れてもらった優しいお茶の味…
Medichaで過ごした時間…
しばらく、忘れられなさそうです。
文/茂木雅世(もき まさよ)
お茶好きが高じて、2009年仕事を辞めてお茶の世界へ。2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまい始め、現在はお茶にまつわるモノ・コトの企画・商品プロデュース・コラム執筆やメディア出演などの活動を行っている。
ゆるっとお茶を楽しもうが合言葉の“ゆる煎茶部”代表。
FMyokohama「NIPPON CHA茶CHA」では最新のお茶情報を毎週発信中。
煎茶道 東阿部流師範/日本茶アーティスト/ティーエッセイスト
オフィシャルサイト:https://ocharock.amebaownd.com/
Twitter:https://twitter.com/ocharock
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