仙台放送
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、自宅でコーヒーを楽しむ機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。同じコーヒー豆でも焙煎の仕方で変わる味わいの違いを自宅で楽しんでもらおうと、東北のカフェがある取り組みを始めました。 泉区にあるカフェ「フラットホワイトコーヒーファクトリー」です。 この店など、東北地方にあるカフェおよそ60店が協力し、2015年からそれぞれの店のコーヒーを飲み比べてもらうイベント「コーヒーアクション」を始めました。 フラットホワイトコーヒーファクトリー 中澤美貴 社長 「店舗ごとに焙煎機も違いますし、焙煎する人の個性もあるので、同じ豆をいろいろな人が焙煎するといろいろな味に変化する。コーヒーの奥深さを楽しんでもらいたいというのが、コーヒーアクション」 元々は店を訪れてもらう形で開催していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で家でコーヒーを楽しむ人が増えたことから、インターネットを使った形に変更。 ネットで焙煎した豆を販売し、自宅で飲み比べてもらう「ステイホームコーヒーアクション」として発信を始めました。 10店舗が参加した今回は、タンザニアのカロンゲ農園の豆を使用。 取り組みに参加したこの店では、「半熱風」という焙煎方法で浅煎りに仕上げていきます。 フラットホワイトコーヒーファクトリー 中澤美貴 社長 「直火と半熱風の違いは、直火は回っているドラムが網になっていて、網の下に火があるので直接、豆の表面が焼ける。半熱風は、ドラムの下で火は焚いているが、ドラムが鉄板になっていて、熱せられた鉄板が熱風効果を生む。温められた空気が循環することで焦げにくい」 豆1キロの焙煎にかかる時間はおよそ12分。微妙な色や香りの変化を確かめながら仕上げていきます。 フラットホワイトコーヒーファクトリー 中澤美貴 社長 「味はチェリーとかアップルとか。酸味はそこまで強くない優しいフルーティ感。甘みもある。我々の焙煎ではそういう味わいを作っている」 一方、こちらは太白区にある「ほの香」。この店では「直火」で焙煎しています。 高橋咲良アナウンサー 「焙煎を始めた瞬間から香りが…」 ほの香代表取締役 高橋周平さん 「直火式ならではだと思います。火が直接あたることで豆の渋皮が剥がれ落ちながら燃えているので、その香りですね」 今回の豆は、中深煎りに仕上げていきます。 焙煎中に、パチパチという音が聞こえてきました。 ほの香代表取締役 高橋周平さん 「“ハゼ”というのが、豆の中の水分がバチバチと爆ぜていくこと。パチパチと音が鳴る」 2度目の「ハゼ」が中深煎りにできた合図。豆1キロの場合、13分ほどで焙煎完了です。 ほの香代表取締役 高橋周平さん 「タンザニア産の豆の華やかな香りに、直火式焙煎機の香ばしい香りが相まって、余韻が長く続くようなコーヒーになった」 「ステイホームコーヒーアクション」の醍醐味は、自宅でじっくり飲み比べができること。私も2つを飲み比べてみました。 まずは、浅煎りの「フラットホワイトコーヒーファクトリー」から。 高橋咲良アナウンサー 「まろやか!コーヒーの苦みというのをほとんど感じない。後味に爽やかな酸味を感じる。これがフルーティということなんでしょうか」 続いては、中深煎りの「ほの香」です。 高橋咲良アナウンサー 「全然違います!こちらは香りにも出てましたけど、すごく香ばしい、深い味わい。こんなに違うものだとは・・飲み比べてみないとわからないですね」 豆は、それぞれの店のホームページから6月15日まで購入できます。 参加店は、「ステイホームコーヒーアクション」というタグを付けたツイッターでの投稿を呼び掛けていて、他の人の感想を見比べる楽しみもありそうです。
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June 01, 2020 at 06:44PM
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名店の味 おうちで飲み比べ!?違いが分かる焙煎コーヒー〈仙台〉(仙台放送) - Yahoo!ニュース
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