新型コロナウイルスの感染が拡大する中、お茶の三幸園(松江市学園南2丁目)が「お茶うがい」を提案している。感染予防の医学的な効果は確認されていないが、茶どころの松江らしい口内の洗浄方法に注目が集まっている。
同社が推奨するお茶うがいは、煎茶を使用。飲用と同じ方法で熱湯を使って緑茶を入れ、冷まして常温にしてからうがいに使う。
一定量を作り置きできるほか、子どもが誤飲しても有害にはならないというメリットがあるとしている。
同社によると、緑茶の成分の中の一つ「カテキン」が、インフルエンザウイルスの感染予防に効果があるとした研究報告があるという。同様に新型コロナに有効かは不明だが、同社の西本明美さん(55)と石倉保奈美さん(30)が、お茶うがいのアピールを企画。大通りに面した同店の窓に告知し、店内でビラを配布している。
高級種よりも一般的な品質の緑茶をうがい用に推奨しており、売り上げは以前の10倍近くになったという。
西本さんは「身近にあるもので予防の可能性を広げたい」と意気込み、同社の大島正也社長(52)は「普段飲まれているお茶の、新たな可能性を知ってほしい」としている。
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May 07, 2020 at 08:36AM
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山陰中央新報社|コロナ感染予防に「お茶うがい」 松江・三幸園が提案 - 山陰中央新報
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