静岡朝日テレビ
お茶どころ・静岡に、新たな切り口でお茶の魅力を広めようとしている人たちがいます。
下戸の女性「ノンアルコールは選択肢が少ない」
グラスに注がれたカラフルな飲み物。一見すると、お酒のように見えますが…実はすべてお茶なんです!
静岡市に住む石司麻美(いしづか・あさみ)さん(37)は、水出し緑茶とハーブをブレンドすることで、40種類以上の味、そして、色を生み出しました。
石司さん:「私はお酒が飲めない体質なんです。ワインは、食事に合わせていろんな飲み方や種類が楽しめますが、ノンアルコールだと選択肢が少ないのがすごく残念でした」
石司さんは、全国でセミナーを開催し、食材や用途に応じて最適なお茶を提案しています。歴史のある日本茶だからこそ、新たな可能性を引き出すことが重要だといいます。
石司さん:「伝統的な日本茶にブレンドするのは、邪道だと言われることもありますが、新たなライフスタイルの中で、より汎用性の広いものだということを多くの人に知ってもらって、日本茶の魅力を再発見してほしいです」
SNSで日本茶の魅力を拡散「海外の人にも興味持ってもらいたい」
最新のツールを使って魅力の拡散に挑戦する人もいます。
静岡市に住む大橋暁人(おおはし あきと)さん(41)はスマホの動画共有アプリTikTokを通じて、お茶の魅力を世界に発信しています。
「高い山で作られているから、収穫時期がとても遅い。しかし生産者はとてもすばらしいお茶を作っている。皆さん楽しんでもらえればうれしい」(英語)
外国人に流ちょうな英語で説明する大橋さん、地元の特産品である日本茶を海外に広めるために投稿しています。
大橋暁人さん:「インパクトのある動画を投稿することで、お茶に興味のない人に注目されることがすごく重要。ビジュアルで分かりやすく、『なんだこれ』というものを出した」
この日、フランスやブラジルから来日した4人の外国人にお茶の魅力を伝えていました。
大橋さん:「アメリカに留学して、実際に日本茶がどういうものか、知らない人が多かったので、きちんと伝えなければ、という思いがありました」
斬新な手法を選んだきっかけは、2年前から始めた外国人観光客と茶畑や茶工場を巡るツアーでした。活動の中で、茶農家の深刻な問題に直面したのです。
大橋さん:「農家の高齢化は、いろんなところで感じます」
静岡県によると、県内の茶農家数は、2000年には約2万5000戸でしたが、2015年には1万戸を割り、減少の一途をたどっています。大橋さんのツアー先でもある茶工場の社長は、その原因の1つとして、後継者不足を挙げます。
サランティーしづはた代表取締役 榎本秀一さん(72):「若い人がやってくれればいいですが、今の茶況が悪いからどうしても逃げるというか、儲からないものには手を出さない状況です」
大橋さんは、海外に日本茶ファンを作り、市場を拡大することが日本人の茶業界への参入につながると信じています。
大橋さん:「海外の人たちに日本茶にもっと興味も持ってもらい、その状況を日本の我々地元の人たちも特別なものと再確認して、お茶を始めようとかやりたいという人が少しでも出たらうれしいです」
伝統的な飲み物、日本茶を新たな手法で発信する。2人の挑戦は始まったばかりです。
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February 25, 2020 at 05:43PM
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お酒に見えるお茶「下戸でも楽しめる」「SNSで世界に」(静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュース
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