（森下典子著 新潮文庫、５５０円（税抜き））
仕事仲間から誘われ、１月下旬に初釜のお茶事に参加した。それまでは茶道に特別の興味も無かったが、「せっかく京都にいるのだし」と誘われ、貴重な機会だと思い、喜んで受けた。
何一つ分からないまま和服を着せてもらい、ふくさ、懐紙、扇子などは借りて臨んだ。庭のつくばいで手と口を清め、狭い入り口から身をかがめて茶室へと進み、畳に扇子を置いて掛け軸を拝見。次客への「お先に」のあいさつなど、一つ一つの作法をその都度教わりながら、見よう見まねで乗り切った。
振る舞われる料理とお酒を次々に楽しみ、お腹が十分に満たされた後、やっとお茶になった。和菓子をいただいてから、亭主がたててくれたどろっとした濃茶のおわんを客の４人で順番に回して味わった。それぞれにたててもらった薄茶もいただいた。
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March 01, 2020 at 11:45AM
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京都・読書之森：日日是好日 「お茶」が教えてくれた１５のしあわせ ／京都 - 毎日新聞
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