富士山と茶畑の景色を楽しんでもらおうと、富士市にある「絶景スポット」でお茶まつりが開かれました。
このまつりは、富士山と茶畑の景色の撮影スポットとして知られる富士市の「大淵笹場」を会場に、地元のまちづくり協議会が、絶景と地元産のお茶をPRしようと、毎年、新茶の収穫を迎えるこの時期に開いています。
会場では、地元の子どもや女性11人が茶娘姿になって、富士山を背景に茶畑で茶摘みを行うパフォーマンスが行われ、全国から訪れた大勢のカメラマンが写真に収めていました。
撮影に訪れた千葉県の男性は「最高の天気でよかったです」と話し、地元の女性は「いい写真が撮れたのでSNSで広めて、富士市のよさをPRしていきたいです」と話していました。
会場には、新茶を販売するブースやつきたてのよもぎ餅などを提供する模擬店が並んだほか、茶葉を使った天ぷらや新茶がふるまわれ、訪れた人たちはおいしそうに味わっていました。
まつりを主催した大淵まちづくり協議会の秋山初雄さんは「昨年を上回る多くの人が訪れていますが、ゴミを捨てない、茶畑の中に入って撮影しないというルールを守って、景色を楽しんでいただければと思います」と話していました。
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