お茶づくりが伝わってことしで600年とされる八女市で、関係者が参加して記念の式典が開かれました。
高級緑茶として知られる八女茶は、1423年に中国からお茶の種を持ち帰った僧侶が八女市黒木町に栽培や製茶の方法を伝えたのが始まりとされています。
ことしが600年の節目となることを記念する式典が八女市の市民会館で開かれ、お茶の生産者やJAの関係者など、およそ500人が参加しました。
この中で三田村統之市長は「先人たちが作り育てた技術と思いをしっかり次世代に受け継ぎ、未来の100年に向けて力強く歩んでいけるよう協力していきましょう」と呼びかけました。
続いて、ことし7月に生産者などが八女茶のルーツとされる中国東部、江蘇省蘇州にある寺を訪問し、地元の人たちと交流を深めた様子などが報告されました。
このほか、会場では茶会も開かれ、訪れた人たちが抹茶を味わい八女茶の魅力にふれていました。
東京から訪れた20代の女性は、「心も体も温まりました。600年というこの時に、立ち会うことをとてもうれしく思います」と話していました。
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