14日の東京都心は雲に覆われ、正午の気温は28.2℃と暑さが和らぎました。こうした中、多くの外国人観光客でにぎわっていたのは、14日に庭園の中の日本家屋にオープンした期間限定のカフェです。実は、上野の東京国立博物館の中にあります。（TOHAKU茶館 来年1月28日まで）
趣あるこの日本家屋は、1742年に愛知県の寺院「明眼院」の書院として建てられました。のちに博物館に寄贈され、普段は一般公開されていない貴重な建物だといいます。博物館の来館者のうち5割以上が外国人だということで、日本文化の魅力を伝えようと、畳の和室で和食や和菓子を提供します。カリフォルニアから来た家族連れは、10歳の女の子が初めての“着物体験”をしていました。
一方、12日に川があふれ、浸水被害にみまわれた富山県高岡市では、片付け作業に追われる住民の姿がありました。北陸地方では、このあとも激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要です。
また、大規模な浸水により休校となっていた福岡県久留米市の浮羽工業高校では14日、1週間ぶりに生徒たちが登校しました。機械が水につかってしまい、実習が当面できないような状況に…。本格的な授業再開のめどはたっていませんが、夏休み中、ボランティアに協力してもらうなどし、復旧したいとしています。
※詳しくは動画をご覧ください。（7月14日放送『news every.』より）
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