ポットやカップを温めて、茶葉に合わせて湯温を調整して、ていねいに淹れたお茶は確かにおいしい。でも正直に言えば、時間がない時はひとつひとつ手順を踏むのは少々面倒に感じることもあります。
そもそもボタンひとつで簡単に淹れられるコーヒーメーカーがあるんだったら、全自動のお茶メーカーだってあってもおかしくないはず。と思ったら、あるんです。HARIO（ハリオ）から発売された「Craft Tea Maker」（1万1000円）は、そのまま卓上に置いても映えるコンパクトなティーメーカーです。
お茶をおいしく味わうには、煎茶なら70～80℃、紅茶や中国茶なら90℃以上など、茶葉の種類に最適な湯温調節が必要。でも沸騰させたお湯が適温まで冷めるのを待って、さらに茶葉を入れてタイマーをセットして…なんてのは、忙しい時にはちょっとわずらわしく感じることも。
そんな時に活躍するのがこの「Craft Tea Maker」。ポット本体に水を入れて、付属のストレーナーにお好みの茶葉を入れたら、あとは操作パネルで温度と時間を設定して待つだけ。最適な湯温になったところで自動的に温度をキープしてくれるから、ポットにつきっきりでできあがりを待たなくても大丈夫。
使える茶葉は緑茶や紅茶、中国茶のほか、黒豆茶やルイボスティなどのヘルシーティーも思いのまま。日頃お手軽な水出しパックで淹れている麦茶も、しっかり煮出せばワンランク上の味わいに。
ポットはにおいがつきにくく水の色を確かめやすいガラス製だから、かぐわしく甘い芳香が静かなブームになっているドライフルーツティや、フレッシュハーブを使ったハーブティ、生フルーツやスパイス類をふんだんに使ったオリジナルティも思いのままに楽しめます。
容量は日常使いしやすい600mlで、本体サイズは幅165×奥行105×高さ207mm。湯温は45℃・80℃・93℃の3段階、 煮出し時間は5分・15分・60分の3段階で設定可能。お茶の抽出のほか通常の湯沸かしケトルとしても使えますよ。
＜文／&GP＞
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