全国有数のお茶の産地、宮崎県内で収穫された新茶のことし初めての入札会が宮崎市で開かれました。
宮崎市富吉にある「茶流通センター」で開かれたことし初めての入札会には流通業者や生産者ら60人余りが集まり、はじめに宮崎茶の飛躍を願って全員で三本締めを行いました。
12日の入札には西都市や高鍋町などで収穫された煎茶の原料となる「荒茶」、1349キロが出品され、商社の担当者が茶葉を手に取ったりお茶の色を確かめたりしながら入札価格を決めていました。
入札の結果、1キロ当たりの平均価格は3519円と去年より1400円ほど下がりました。
一方、最高値は1キロ当たり2万2227円で、去年を340円ほど上回り、過去最高値を記録しました。
今月下旬に宮崎市で開かれるG7広島サミットの農相会合では県内産のお茶が提供されるということで、参加した農家は「価格の低迷や生産コストの高騰などで大変ですが、世界に宮崎産の茶を発信する良い機会なので励みになります」と話していました。
また川南町の農家は「霜の被害も受けず順調に育ち、良いものに仕上がっています。健康に良いとされるなどお茶が持つさまざまな魅力を消費者にアピールしていきたい」と話していました。
ことしの一番茶の入札は来月中旬ごろまで続きます。
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