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ペットボトル茶の代表的存在「キリン 生茶」が、4月4日に最新版へアップデート。味づくりへのこだわりを開発担当者にインタビューしてみたら、生茶が2000年に登場してから23年ものロングセラーとなった理由が見えてきました。
味とパッケージがリニューアルした最新版の「キリン 生茶」。写真の525mlをはじめペットボトルは280ml~2Lまで幅広くあるほか、缶や紙容器のタイプも多数ラインナップ。
お茶にお金を払う!?
座してひと息つく“お茶”に新しい価値が生まれた
2000年3月の「キリン 生茶」誕生は、緑茶飲料のターニングポイントだったといえるでしょう。さかのぼると、緑茶飲料は1985年に缶入りで登場したのが最初。ただ当時は「お茶は家庭で淹れて飲むもの」という考えが根強く、お茶はお金を払って買うものではないというイメージがありました。
その後、徐々に無糖茶飲料市場が広がりペットボトルの緑茶も誕生しますが、2000年の生茶開発にあたって当時キリンの担当者が着目したのは、お茶飲料に対する消費者の潜在ニーズでした。現在、そのマーケティングを担当するキリンビバレッジの位川晃平(いがわこうへい)さんは、「お茶のあまみや旨みをペットボトルでも表現するべく、中味設計を考えたと聞いています」と話します。
「当時、お茶飲料の多くは苦みや渋みを強調した味わいでした。ただ、お茶の魅力は苦みや渋みだけではないはず。お客様が本当に求めているお茶のおいしさとは乖離があるのではないか? そう考え行き着いたのが、お茶のあまみ・旨みでした」(位川さん)
玉露やかぶせ茶の茶葉を使用し、さらには生茶葉抽出物を加えたことで、それまでにはなかった、お茶のあまみや旨みを実感できる緑茶飲料。それこそが、2000年にデビューした「キリン 生茶」だったのです。
「おかげさまで『キリン 生茶』は大ブレイクし、2000年の清涼飲料市場最大のヒット商品と言われました。また、この影響で清涼飲料各社もお茶飲料を次々と発売し、市場にもブームが訪れ、お茶飲料に新たな選択肢を生み出すことに成功しました」(位川さん)
お茶に新しいおいしさがあることを世に知らしめた「キリン 生茶」。その根幹にある“あまみ”と“旨み”を軸にした味づくりは脈々と受け継がれ、時代とともに進化しながら、現代の消費者にマッチするおいしさに仕上げられたのが、今回のリニューアル品です。
「今回のリニューアルで意識したことのひとつが、今の時代のお客様の飲用実態に沿った味づくりです。緑茶といえば『急須で淹れて、ゆっくり飲んで、まったりくつろぐ』といった“休息”のイメージが強いですが、今の時代に実際、そのように緑茶を楽しむ方は少なくなってきています。ペットボトルで緑茶を買い、何かをしながらさっと手軽に楽しむ。そんな方が多いのではないでしょうか」(位川さん)
そこでキリンは、従来の緑茶のイメージではなく、今の時代の飲用実態に着目し、開発を行ったといいます。
「具体的には『お茶のあまみ、旨みと、飲みやすさの両立』です。仕事中や外出先などでもさっと飲みやすい、すっきりした味わいでありながら、緑茶としてのあまみ、旨みもしっかりと楽しむことができます」(位川さん)
「お茶のあまみ・旨みと、飲みやすさの両立」を実現する2つのテクノロジーとは?
2016年より採用しているのが「生茶葉鮮度搾り製法」と「かぶせ茶マイクロ粉砕」。この2つのテクノロジーの採用は、「キリン 生茶」のおいしさをより高い次元へと引き上げる転換点でした。それぞれを解説します。
・すっきりと爽やかな香りが飲みやすさを生むテクノロジー
「生茶葉鮮度搾り製法」
・抽出だけでは味わえない、お茶の“あまみ、コク、香りの余韻”を引き上げるテクノロジー
「かぶせ茶マイクロ粉砕」
「実は抽出だけでは、すっきりと飲みやすくすることと、香りやお茶の味わいの強さを両立することは難しいんです。例えば、苦みや渋みを抑えてすっきり飲みやすくするために低温で淹れた場合、高温で淹れた場合と比較してお茶の香り、お茶らしい飲みごたえが弱くなってしまう傾向にあります。しかしながら、生茶はこの2つのテクノロジー『生茶葉鮮度搾り製法』と『かぶせ茶マイクロ粉砕』を導入することで、お茶のあまみ、旨みと、飲みやすさが両立した味わいをつくりだすことができているのです」(位川さん)
お茶を楽しむライフスタイルを
次世代に伝えていく存在へ
お茶が家での手淹れから、家だけではなく職場や外出先などシームレスなペットボトルへと飲み方が多様化するなか、“現代の定番茶”となるべくアップデートしてきた「キリン 生茶」。位川さんは「お茶を楽しむライフスタイルを、うれしい驚きとともに次世代へ伝えていくのが『キリン 生茶』の役割だとも感じています」と話します。
リラックスシーンはもちろん、活動中にふとリフレッシュしたいときにも最適な「キリン 生茶」。暖かくなるこれからの時季、アクティブな休憩のサポートドリンクとして携帯してはいかがでしょうか。
取材・文/中山秀明 撮影/湯浅立志[静物]、鈴木謙介[人物]
からの記事と詳細 ( お茶のあまみ・旨みを追求し続ける「生茶」が、お茶づくりのテクノロジーで実現するおいしさとは? - GetNavi web )
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