山口県内有数の茶どころ、宇部市の小野地区で、「お茶まつり」が開かれ、家族連れなどが3年ぶりに行われた茶摘みを体験しました。
宇部市の小野地区では、日当たりのよいおよそ30ヘクタールの斜面を利用して、7軒の農家が「やぶきた」という品種のお茶を栽培しています。
ここでは、地元の特産品に親しんでもらおうと、毎年「お茶まつり」が開かれ、ことしは、新型コロナの影響で中止されていた恒例の茶摘み体験が参加者を制限して3年ぶりに行われました。
26日は、家族連れなどおよそ60人が3回に分けてバスで茶畑を訪れ、5センチほどに育った新芽を1本の枝から3枚を目安に、摘み取っていました。
宇部市によりますと、ことしは、年明けから寒い日が続き、生育が遅れたものの霜の被害がほとんどなかったことから、質のよい茶葉ができたということです。
山陽小野田市から参加した30代の母親は「久しぶりに屋外で子どもに楽しい体験をさせることができました。摘んだお茶は自宅で味わってみたいです」と話していました。
茶畑の近くの交流施設では、新茶の販売や蒸し器にかけた茶葉を熱いうちに手でもむ、茶もみ体験なども行われ、訪れた人はお茶づくしの1日を楽しんでいました。
小野地区のお茶は、8月ごろにかけて、およそ110トンが出荷される見込みです。
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