県の特産品の茶について学ぶ体験型の教室が二十四日、湖西市梅田の微笑こども園であった。同市駅南の茶販売業、静岡やすま園の安間(やすま)達哉代表(58)が講師となり、年長児二十二人が、三種類の茶の味わいの違いや、おいしい入れ方を学んだ。 (鈴木太郎)
安間さんは緑茶と玄米茶、ほうじ茶の茶葉を持参。まずは透明な急須を使って園児の目の前で実演し、湯で出すときは、少し冷まして急須につぐと、苦みや渋みが出にくいと伝えた。味が均等になるように、湯飲みには少しずつ「回しつぎ」をすると良いこともアドバイスした。
園児は四、五人の班に分かれて急須での抽出に挑戦。適度に味が出るまでじっくりと待ってから、一人一人の湯飲みに回しついでいった。自分たちで入れた温かい三種類の茶に加え、安間さんがそれぞれの茶葉を使ってあらかじめ準備した冷たい茶も提供され、茶葉入りの卵ボーロを食べながら、計六種類の味の違いも楽しんだ。
安間さんは緑茶の健康への効果や、紅茶、ウーロン茶、ほうじ茶、緑茶は同じ植物の葉からできることも教えた。小口蔵之介ちゃん(5つ)は「温かい玄米茶がおいしかった。もっとおかわりしたかった」と喜んでいた。
園児向けの教室は、新茶の季節に合わせて昨年に始まり、二回目。こども園ではやすま園の茶を使っており、安間さんが職員に急須での入れ方を教えている。
関連キーワード
おすすめ情報
からの記事と詳細 ( 湖西市梅田「微笑こども園」でお茶の体験教室 - 中日新聞 )
https://ift.tt/XKFj3nv
No comments:
Post a Comment